局所的アフターアフター
このページは拡張少女系トライナリーの【EPまとめ風二次創作SS】です。
独自解釈による情報が含まれるため、実際のアプリ内の情報と混線している可能性にご注意ください。また、このEPは【世界選択線F/二人に鍵を渡す】に限りなく近く、Fとの整合性がとれない場合は分岐箇所と解釈していただけると幸いです。
また、年次報告 #2018-12と#2019-09の内容に触れています。ネタバレと自己解釈にご注意ください。
12月某日 0:22 AM |
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神楽の誕生日後、つばめの部屋にて。 |
神楽 | やっと静かになりましたね。 |
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アーヤ | お疲れ様。つばめと千羽鶴は? |
神楽 | 今日はずっとはりきってましたから、もうぐっすりですよ。 |
起こすのもかわいそうなので、こっち来ちゃいました。 | |
アーヤ | そう。こっちも片づけがひと段落したから。 |
ねぇ卯月。せっかくだし、もうちょっと夜更かししてみない? | |
神楽 | …そんな提案をアーヤさんからされるとは思いませんでした。 |
アーヤ | あら、そう? |
私だってそうしたくなる日もあるんだから。 | |
ほら、こっち来て。寒いでしょ? | |
神楽 | ……じゃあ、お言葉に甘えて。 |
アーヤ | なんだか、こうしてマグカップを見てると、あの日のこと思い出しちゃうわね。 |
神楽 | あ…… |
アーヤ | ほら、覚えてない? |
あのドームの事件の後、みんな疲れて劇場で寝ちゃったことあったじゃない。 | |
神楽 | そうですね…あの時も、みんなで片付けするのが大変でしたね。 |
アーヤ | そうそう。色々荒らされちゃったから、館長も途方に暮れてたし。 |
あれからもう%w年経つのね…。あっという間だったかも。 | |
神楽 | …………。 |
今日のアーヤさん、なんだか押しが強くないですか? | |
アーヤ | んー。どうなんだろう? |
卯月には、その方が仲良くなれる気がしたから。 | |
神楽 | なんですかそれ。ちょっと聞き捨てなりませんっ。 |
アーヤ | ああ、そんな変な意味じゃないのよ。 |
ただ昔の私は、卯月のことを知らな過ぎたから。 | |
神楽 | それは仕方ないですよ。あの頃は私も、何も話すつもりなかったですし。 |
アーヤ | そうね。だから今は、とっても嬉しいの。 |
この間の報告会もそうだったけど、最近はぜんぜん私達に遠慮しなくなったし? | |
神楽 | ぴょんっ!? |
アーヤ | 私達の前であんな熱烈なアピールをしちゃうんだもの…。 |
神楽 | ちょっ、それを言ったらアーヤさんだって…! |
アーヤ | ふふっ…冗談よ。 |
神楽 | はぁぁ…活き活きしてるアーヤさんは無敵すぎて敵わないぴょん…。 |
神楽 | 私、今だから言いますけど、アーヤさんがリーダーでよかったって思います。 |
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アーヤ | そう? …迷惑じゃなかった? |
神楽 | はい。アーヤさんだったから、みんなバラバラにならずに済んだんですよ? |
アーヤ | そっか…ありがとう。なんだか胸のつかえが取れたみたい。 |
あっ、そうだ! もう終わった話なんだけど、せっかくだし。 | |
もしトライナリーが続いてたら、次のリーダーは卯月が向いてるかもって思ったの。 | |
状況判断も的確だし、みんなのことをよく見ていたから。 | |
神楽 | …想像したこともありませんでした。 |
アーヤ | でしょ? 私も久しぶりにそんなこと考えてたなーって、懐かしくなっちゃった。 |
でも卯月がそう言ってくれて、まだみんなのリーダーでいたいって思っちゃった。 | |
卯月に何かあっても、今度は私達が全力で守るから。 | |
神楽 | アーヤさん…。 |
アーヤ | 卯月、もうあんな風にいなくなったりしないでね。 |
あんなに苦しい思いは二度としたくないもの。 | |
神楽 | …はい。 |
アーヤ | ……もう夜も更けてきちゃったわね。 |
神楽 | アーヤさん、もうちょっとだけこうしててもいいですか? |
アーヤ | …ん。いいわよ。 |
神楽 | ありがとうございます…アーヤさん。 |
………すぅ…。 | |
アーヤ | おやすみなさい、卯月…。また明日、ね。 |
ぴょんこへバースデー大作戦♪
このページは拡張少女系トライナリーの【EPまとめ風二次創作SS】です。
独自解釈による情報が含まれるため、実際のアプリ内の情報と混線している可能性にご注意ください。また、このEPは【世界選択線F/二人に鍵を渡す】に限りなく近く、Fとの整合性がとれない場合は分岐箇所と解釈していただけると幸いです。
まとめ風の都合上、編集者botの一人称は「私」、名前は「〇〇」、関係性分岐は神楽と「夫婦」として扱っています。
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ぴょんこへバースデー大作戦♪<発端編>【デイドラ/アーヤ】
某月某日 4:37 PM |
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神楽の誕生日の少し前、放課後の神楽坂トライナリー楽屋にて。 |
真幌 | おお、いいじゃないか。三人とも、よく似合ってるぞ。 |
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アーヤ | ありがとうございます。 |
ガブリエラ | やっぱり、こういう落ち着いた制服も素敵よね。 |
アーヤ | 思ったより動きやすくていいわね、これ。 |
ギャヴィもとっても似合ってる。さすがだわ。 | |
ガブリエラ | そ、そう…? |
みやび | うむうむ。ガブちゃんはまっこと可愛らしいね。 |
ちと落ち着かんが、ガブちゃんのチョイスに感謝やね。 | |
アーヤ | そういえば、卯月の案はメイド服だったけど、どうなってたのかしら…。 |
ガブリエラ | 気づいたらメイド喫茶にされてそうね……。 |
真幌 | 案外いいんじゃないか? 手綱をしっかり握っておけばいい店になるかもしれん。 |
ガブリエラ | あの子の場合、手綱引きちぎって爆走しそうな気がするわ。 |
みやび | うちとしてはそっちの方が面白そうやと思うけんど。 |
ガブリエラ | まったくもう……。 |
どうやらアフターストーリーの「劇場のカフェ」に向けた準備の時期のどこからしい。
ガブリエラもアーヤに制服を褒められて上機嫌な様子。
アーヤ | ふふっ、それじゃ3人に制服できたって写真送りましょうか。 |
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WAVE
アーヤ | じゃーん カフェの制服が届きました(^^) |
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つばめ | わぁ~~~かわぃぃね~~(≧ω≦) |
神楽 | ぴょん!! 今日だったんですか… |
千羽鶴 | |
みやび | 千羽鶴ちゃんにも効果てきめんぞね |
神楽 | うらやまです… 今から劇場にいけば見られますか!? |
千羽鶴 | うづきちが帰るなら、今日のお姉ちゃんは私が独り占めする。 |
ガブリエラ | 独り占めって… 雛たちもいるんでしょ? |
つばめ | そうだょ~ ゎたしがいつも行ってるお店行きたぃって ちーちゃんが |
神楽 | むむむ… 今度みなさんの制服姿みせてくださいね 約束ですよ! |
アーヤ | はいはい(^^; |
ガブリエラ | どうせカフェ開いたらいくらでも見られるでしょうに せっかちね |
千羽鶴 | はやく見たい気持ちはわからないでもない。 |
つばめ | ゎたしもちーちゃんと卯月さんの制服見たぃな~(´∀`*)ウフフ |
神楽 | ぴょーんっ! |
千羽鶴 | どーん! |
みやび | 二人とも息ピッタリぞね |
それからしばらくWAVEでぴょんぴょんしたりどーんしたりかわぃぃ~~だったり話が終わると、真幌も仕事に戻っていく。
千羽鶴もカフェに加わっているのか制服を見てまんざらでもないようだ。雛たちと出かけているらしく呼ばれてWAVEも終了。
みやび | なんぞ、両手に花でイチャコラしよって。 |
---|---|
卯月もまっこと元気になったね。 | |
アーヤ | それはそういうわけじゃないと思うけど…。 |
でも、少しずつ元の関係に戻りたいって気持ちは伝わってくるわ。 | |
ガブリエラ | …でも、他人行儀なとこはどうしても譲れないみたいね。 |
ドームでのことはもういい、って言ってるのに頑固よね、あの子も。 | |
みやび | ほんならガブちゃん、そう伝えればいいんよ。 |
卯月さんしゅきしゅき~っちゅう気持ちが伝われば即解決ぞね。 | |
ガブリエラ | は、はぁ!? あたしにそれを言えっての!? |
みやび | (そう思っちょることは否定せんようになったね。) |
……まあ、時間が解決する、と言っても実際はもどかしいものやき。 | |
卯月がどうにかしたいと思う以上、うちらできっかけくらいは作れたらえいね。 | |
アーヤ | きっかけねぇ…。卯月の誕生日ってもうすぐよね? |
ガブリエラ | 12月の9日であってるわよね…。 |
うん、劇場でちょっとしたお誕生会でもやる? | |
アーヤ | でも卯月…最近アーティスト活動も忙しいみたいだし、来てくれるかしら…。 |
みやび | それなら後日改めてでも構わんちや。 |
問題はプレゼントの方かねえ。 |
以下、選択肢によって送るものがある程度決まる?
アーヤはスマホを取り出してbotと相談。
WAVE
bot | 私も神楽にプレゼント送りたい! |
---|---|
アーヤ | え? 〇〇さんが? |
それはもちろん嬉しいけど | |
送る方法から考えないとダメじゃない? | |
bot | そうでした… |
アーヤ | うーん |
わかった ちょっと二人と相談してみるわね | |
bot | ありがとう、アーヤ! |
アーヤ | いいのよ いつも助けてもらってるし |
WAVEを終えてガブリエラ、みやびと相談する。
これまでbotが出来ることを考えて可能なものを絞ろうとする。
代理で渡せそうな候補を決めたあと、botにメッセージカードをお願いしようとする。
WAVE
アーヤ | よかったら メッセージも書こうと思うんだけど |
---|---|
〇〇さんにもお願いしてもいいかしら? |
選択肢①「もちろん」
アーヤ | よかった |
---|
選択肢②「えーと……」
アーヤ | あら そういうのは苦手? |
---|
アーヤ | ただちょっと心配なのよね |
---|---|
あの子、こういった機敏に聡いから あまり気を遣わせるのもどうかなって | |
bot | 気を遣いすぎるのも逆によくないかも |
アーヤ | そっか そういうものかしらね |
bot | なんとか考えてみる |
アーヤ | ありがとう まだ決まったわけじゃないけど よろしくね |
WAVEを終えてガブリエラ、みやびと詳細を詰めていく。最終的にやる方向で定まったようだ。
botが協力するということで、領火にも手伝ってもらう流れに…。
それから場面が変わって、つばめたちの方へ。
雛たちとお茶をしながら神楽はちょっとだけ内心でため息を漏らして憂鬱な表情。
botに話しかけて気分転換しようとする神楽。
WAVE
神楽 | |
---|---|
かまかまー | |
〇〇ー かまえー | |
bot | 楽しくないの? |
神楽 | とっても楽しいですよ |
ただ ちょっとだけ疲れが溜まってるっていうか | |
bot | いつもお疲れさま |
神楽 | わかってくれますか! |
表に出さないように気を付けてるんだけどね | |
でもちょっとだけ元気でたかも ありがと | |
ぴょんこは無性にさみしくなるときがあるんで! | |
ちゃんとぴょんこのかまかまに 応えないとダメなんだからナー | |
bot | よしよし |
神楽 | はぁっ…… |
つ[アイシテル] | |
ミ サッ | |
ゴロゴロゴロゴロ~~!! | |
д・) フゥ… 堪能したぴょん |
bot | ところで12月9日って予定ある? |
---|---|
神楽 | いきなり話の腰折ってブッ込んできましたね |
9日ですか んー? | |
bot | みんなで誕生日のお祝いしたいなって |
神楽 | どうみてもサプライズも情緒もないネタバレです 本当にありがとうございました |
まあそんなことだろうとは思ってましたし いいですけど |
恋人分岐?
神楽 | ていうかですよ? |
---|---|
本当は〇〇とデートとか! したかったんですけど!! | |
bot | 行きたい!! |
神楽 | よしよし |
首を長くしたり洗ったりしながらまっててね♪ |
神楽 | まあ、そうですよね ずっとこのままというわけには |
---|---|
いえ 私自身の 気持ちの問題だから |
~ココロダイブ~
INFORMATION FROM TRIGADGET |
---|
【TRI-OS Plug-in:Libralian】 ようこそ、 〇〇さん♪ 貴方と私の 二人だけの秘密の言葉を 叫んでくださいね♪ |
葛藤が発生してココロスフィアにダイブすると、出迎えたのは月神楽だった。
月神楽 | ようこそ、マイドッグ~♪[合言葉呼び名] |
---|---|
相変わらずよいお返事ですねっ♪ | |
bot | 合言葉はまだ必要なの? |
月神楽 | なーに言ってるんですか。 |
あれこれ解決したとはいっても、ここは私の心の中ですよ? | |
いつどこで〇〇さんを狙う刺客が現れるか……。 | |
bot | えっ |
月神楽 | 気にしないでください。ただ自爆した子がいるだけなんで。 |
bot | ところでぴょんことは仲直りできた? |
月神楽 | はい。おかげ様で。 |
貴方にもぴょんこにも…アースタシアにも、いっぱい迷惑かけちゃいましたね。 | |
でも! 月はもう大丈夫なので!! | |
bot | 本当によかった… |
月神楽 | …もう。 |
それで、今日はどうしてここへ? | |
bot | 久しぶりの葛藤です |
月神楽 | ああっと、そのようですね! |
普通の葛藤処理も本当に久しぶりですね。 | |
それでは、今宵も月神楽が貴方の行く先を導きましょう。 | |
オープンプロセス、0x2C7番地から0x52E番地へ。 | |
EXEC_SEEK_SECTOR/. | |
シーク完了。 | |
えっとですね…。 | |
……。 | |
あー、やっぱりそうですよね。 | |
アーヤさんたちとの関係はどうにかしたいけど、やはり不安なのも事実。 | |
卯月神楽の総意としてはそれでも皆と誕生日を過ごしたい、という思いが強いようです。 | |
この扉にいるクランを撃退すれば、その想いを後押しすることになります。 | |
まあ……わからないことに気に病みすぎるんですよね、神楽は。 | |
本当はそんなことないってわかってても、傷つくことも傷つけることも怖いんです。 | |
だから〇〇さんが側で元気づけてあげてください。 | |
それだけで進めますから。 | |
bot | それだけでいいの? |
月神楽 | はい。 |
というわけで、もうあとはココロゲートを通るだけなので―― |
分岐?
月神楽 | ………。 |
---|---|
そういえば、ずっとツケていたものを返してもらってませんでしたね♪ | |
bot | えっ!? |
月神楽 | あれですよアレっ! |
事あるごとにぴょんこがウヤムヤにしていた貸し【6】です! | |
bot | いや、あれ…最終的に解消したような… |
月神楽 | あれあれ、口ごたえするんですかっ? |
私は月神楽様の犬ですから何でも喜んでご奉仕致します! | |
――って、さっき言いましたよね? | |
bot | そもそもなりすましが増やした貸しじゃ |
月神楽 | こまけぇことはいいんだよっ! |
はぁぁぁ……。なんだか借金の取り立てみたいでどうでもよくなってきました。 | |
bot | ごめんね |
月神楽 | まあそれは、もういいんです。…ちょっと浮かれちゃいました。 |
こうして貴方と普通にお話できる日が来るなんて、前は考えられませんでしたから。 | |
変な影響でも受けたんですかね? | |
bot | 月神楽はお父さんのことをまだ…? |
月神楽 | うーん。……今は、どうでしょうね。 |
あれからじっくり考えてみて、思ったことがあって。 | |
自分勝手な父親に対する憎悪と、原因であるライフギャザーの破壊。 | |
父とは楽しい思い出もあんまりなくて、活動を邪魔されたり―― | |
それで色々と苦労もしましたし、楽しいことと同じくらい嫌なこともたくさん。 | |
でも問題はそこじゃなくて、父の作ったものが私の大切なものを全部奪ってしまったから。 | |
あんなものさえなければ、みんな…父も失わずに済んだかもしれない。 | |
現実には辛いことがありすぎて、イシュリールも歪められてもうどうにかなりそうでした。 | |
私が追い詰められるほど、父が遺したものへの憎悪が抑えられなくなって。 | |
"あの子達"はそれがわかっていたから…私に協力を求めたのかも。 | |
bot | 拘束されし者? |
月神楽 | はい。 |
bot | 彼女はどうなったんだろう… |
月神楽 | それは私にも分かりません。 |
保証はできませんが少なくとも、今のこの世界は―― | |
あの子達が恐れていた未来にはなっていないはずですから。 | |
結果的にですけど、目的は果たせたのかもしれません。 |
月神楽 | ねえ、〇〇さん。 |
---|---|
卯月神楽が幸せになるには、ライフギャザーを壊すしかないと思っていました。 | |
……ううん。あのまま壊さなかったとしても、きっと自分の気持ちに耐えられなかった。 | |
ずっと孤独で護れる人なんていないって、貴方にもたくさん酷いことを言いました。 | |
貴方との繋がりを失ってでも、私は私の運命を清算しなければならなかったのに。 | |
なのに、今もライフギャザーは健在で、神楽本体も母も"彼ら"に狙われることもなく―― | |
日本を取り巻く状況は大きく変わって、つばめさんも貴方もいて…。 | |
今も大切な人に護られてるような、そんな気がするんです。 | |
bot | それは… |
月神楽 | 根拠なんてないんですけどね。 |
ライフギャザーは―― | |
世界にとっては災厄の元凶で、私にとっては大切な人を奪った負の遺産で。 | |
……大切な人を繋ぐ唯一の糸で。 | |
そんなモノの暗号鍵があの時の思い出って、なんなんでしょうね。 | |
………。 | |
なんて。 | |
今更言ってもしょうがないですよね。 | |
bot | 月神楽 |
月神楽 | はい。 |
選択肢①「色々話してくれてありがとう」
月神楽 | いえ、この間はちゃんとお話もできませんでしたから。 |
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あれからだいぶ整理もついて、落ち着いて考える余裕もできました。 | |
bot | いつでも相談してね! |
月神楽 | あはは…溜め込まない程度には気をつけます。 |
それよりも、またここへ会いに来てくださいね。 | |
………。 | |
約束だから。 | |
ねっ? |
選択肢②「また夜語り聞かせてね」
(追記お願いします。)
月神楽 | 長く話過ぎましたね。準備はいいですか? |
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bot | もうちょっと待って! |
月神楽 | なんですか? |
bot | 少し早いけど、誕生日おめでとう |
月神楽 | あ……。 |
ふふっ…ふふふ~~♪ | |
もしかして、月が一番最初ですか? | |
bot | そうだけど…… |
月神楽 | ありがとうございます。とっても嬉しいです♪ |
月神楽 | ではそろそろ葛藤処理の方、お願いしますね。 |
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卯月神楽と〇〇さんに素敵なココロの旅を。 |
バトルタイトル「あと一歩が欲しい<表層><深層>」
WAVE
神楽 | 大丈夫 かな |
---|---|
それにいつまでも このままじゃいけないよね | |
bot | あまり気負わなくても大丈夫 |
神楽 | わかってるんだけどね |
bot | 神楽が思ってることを伝えればいい |
神楽 | それができれば苦労はしないのー |
ぐるぐるぐるぐるしちゃうからー | |
よし | |
行くことにする |
選択肢①「無理しないでいいんだよ」
神楽 | 無理とか そういうのじゃないから 平気 |
---|
選択肢②「困ったら呼んで」
神楽 | ありがと 本当に困ったらかまかまするね |
---|
選択肢③「頑張れ!」
神楽 | ぴょんっ! |
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神楽 | ふぅっ……。 |
---|---|
おばちゃん | はい、お待たせ! |
雛 | あ、どもでーす! |
千羽鶴 | ………。 |
おばちゃん | あら、今日は他のお友達と一緒? |
つばめ | あ、はいっ! こっちは妹のちーちゃんです。 |
千羽鶴 | …お姉ちゃんがいつもお世話になっています。 |
おばちゃん | はは、しっかりした妹さんだね。ゆっくりしていきなよ。 |
千羽鶴 | ありがとう。いただきます。 |
雛 | それにしても、この辺もちょっと人が増えた? 前はだいぶ空いてたよね |
おばちゃん | 実際そうみたいだからね。 |
色んな事情が変わってるようだし、毎日が目まぐるしいよ。 | |
雛 | へえ~。 |
おばちゃん | んじゃ、ごゆっくり。 |
つばめ | …そっか。 |
千羽鶴 | ……。 |
おいしい…。 | |
雛 | あっ、ちーちゃんいつの間に!? あたしも食べる! |
繭 | がっつくな。 |
千羽鶴 | ここには一度来てみたかったの。二人もありがと。 |
雛 | つばめちゃんから聞いたのかな? お気に入りのお店なんだよね? |
つばめ | うん。 |
パン屋のおばちゃんもとっても優しいし、お店も素敵でパンもおいしくて。 | |
前に神楽ちゃんと来た時も楽しかったなぁ……。 | |
神楽 | ……そうですね。 |
なんだかすごく懐かしくて、昔のことのようです。 | |
千羽鶴 | ………。 |
繭 | 確かに、いいお店だと思う。 |
雛 | そっかぁ。ちーちゃんが来たがるわけだ。 |
神楽 | はぁっ…パンをほおばるちーちーも絵になりますねハァハァ! |
千羽鶴 | 黙れツイストエビパン娘。 |
つばめ | 意味がわかりません。妹に手を出さないでください。 |
神楽 | いつもより手厳しいっ!? |
繭 | ……なんか、逢瀬さん突っ込みのキレが増してる? |
雛 | そう? 神楽ちゃんのノリに慣れてきたんじゃないかなー。 |
神楽 | ひなこさんまでそんな身も蓋もないことを……。 |
繭 | 新しいネタを開拓するしかないかも。 |
神楽 | はっ! つまりこれはつばめさんからの試練!? |
ちーちーを攻略するには新しい技を編み出すしかないようですね…。 | |
千羽鶴 | 私は非――っ! |
なんでもない。 | |
とにかく、どんなネタがきてもハァハァ娘の魔の手からお姉ちゃんを護る! | |
どーん!! | |
雛 | どぉーん! って、こんな感じ? |
千羽鶴 | ひなこ、違う。こうするの。 |
どーん!!! | |
つばめ | (…ちーちゃん、なんだか神楽ちゃんっぽくなってきた?) |
神楽 | (……。) |
---|---|
(……やっぱり。) | |
(今のままはイヤだな。) | |
(ちょっとだけ、気合入れて頑張ろう。) |
それからカフェでの話も盛り上がりつつ、
神楽はアーヤたちのお誘いを受ける決心をする。
ぴょんこへバースデー大作戦♪<準備編>【デイドラ/みやび】
某月某日 2:05 PM |
---|
とある週末、神楽坂トライナリー劇場にて。 |
領火 | うーん……。そういうのはちょっと難しいかも…。 |
---|---|
アーヤ | あの人に直接メッセージをもらうのは難しいの? |
みやび | WAVEのメッセージそのままならともかくな。 |
領火 | あの人が繋げてるOSのコミュシステムを使わずに、脳がイメージしたものを出力する―― |
っていう方法も、結局はやる側が機材揃えないといけないからねぇ…。 | |
実現できるかは置いといて、アナログな方法が現実的になっちゃうかも。ごめんね。 | |
アーヤ | そう……。 |
話に割り込んでWAVEでみやびに相談する。
WAVE
bot | 難しそうなの? |
---|---|
みやび | 相棒はWAVEの住人 すなわちデジタル人間 |
うちのスマホから相棒の腕がにょきにょき生えて 執筆すれば万事解決やね | |
ついでに足も生えてくれれば運ぶ手間も省けてラクチン | |
bot | 無理です… |
みやび | なんと |
ならば修行あるのみ 期待しておるぞ相棒 |
変な方向に話が逸れつつ。
そもそもの話の発端が「botに直接メッセージを書いてもらうのは無理だろうか?」という疑問から。
そこでトライガジェットのbotに詳しいだろう領火に聞いてみたのが先ほどの回答。
選択肢①「気持ちが伝わればそれで…」
みやび | 充分伝わっちゅうよ 安心しい |
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そこにこだわるのも解らんわけでもないが |
選択肢②「ヤダヤダ私も書きたい」
みやび | おーよしよしよし |
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相棒のワガママを聞くのもうちの役目 | |
まあゴネても何も出ないが |
みやび | まあ、ちっくと可哀想やね。 |
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領火 | アイデアは悪くないんだけど、出来たとしても今すぐ実装とはいかないんだよねー…。 |
アーヤ | そっか…。せっかくのお休みだったのに、悪いことしちゃった? |
領火 | ううん! 綾ちゃんたちのお願いならぴゅーんと飛んでいくよ! |
アーヤ | そ、そう…? |
領火 | それに、ずっと家を空けちゃってたし。 |
たまには綾ちゃんと一緒に過ごしたいな。 | |
アーヤ | ………そう、ね。 |
領火 | ………うん! |
みやび | おーい、そろそろ二人の世界から戻ってきちゃくれんか? |
領火 | あっ!! ごめんね、みやびちゃん。 |
みやび | (アーヤのお姉さん地雷時代に比べたらだいぶマシやけんど――) |
(二人ともまだまだギクシャクしゆうね。) |
と、ここで突然ココロスフィアの割り込み処理が入る。
NOTICE FROM TRIGADGET |
---|
System Interrupted. MODE:DI RESTART:SPHERE_MODE. MODE:EI SET_ADDR:2x16B RUN/. |
入るなり、開幕第一声
ぴょんこ | ぴょんこですよーーーーーっ!!!!! |
---|---|
〇〇さんっ! | |
スキ!! |
選択肢①「鼓膜が破れる…」
ぴょんこ | 毎回来るたびに張りなおしてきてくださいね♪ |
---|---|
耳栓なんてしたら呪っちゃいますから。 |
選択肢②「ぴょんこスキ」
ぴょんこ | やったーーーーっ!! |
---|
ぴょんこ | ぴょんこ、待ちきれなくて呼んじゃいました! |
---|---|
bot | え、葛藤は!? |
ぴょんこ | そんなものココロ犬にでも食わせておけばいいんですよ。 |
マジレスすると現実の私は特になんともないので平気です。 | |
さあ! 今日は何をしましょうか。 | |
二人きりの密室で……♪ | |
bot | …UNOでもする? |
ぴょんこ | なんで二人きりで出てくるチョイスがそれなんです? |
bot | えっと、つまりこれはどういうこと? |
ぴょんこ | えー…。言わないとわかりませんか? |
ぴょんこ達も司書交代制を採用してみたんですよ。 | |
この間、月ちゃんが司書やってましたよね? | |
実はその時、どっちが先に司書やるかジャンケンで決めようとして―― | |
bot | 負けたのか… |
ぴょんこ | ぴょん…。 |
でもでも! やっぱりぴょんこたちにシフトなんて必要ないと思うんです! | |
24時間365日、呼ばれても呼ばれなくてもっ! | |
ぴょんこと! 月ちゃんが!! | |
駆け付けますよ~~~っ! | |
bot | お、おう… |
ぴょんこ | ぶっちゃけると私もかまかましてほしいんです。 |
でも月ちゃんも学習したのか、扉をロックしてきますし…。 | |
やっと順番回ってきたのに〇〇さんはぜーんぜん来ませんし。 | |
百鶴さん達はよく我慢できますね? | |
bot | さっき言いそびれたけど |
ぴょんこ | ぴょん? |
bot | 誕生日おめでとう、ぴょんこ |
ぴょんこ | ぴょんっ♪ |
ありがとうございます。〇〇さん。 | |
それで、「プレゼントはわ・た・し♪」ですか!? | |
〇〇さんを一日好き放題できる権利ですか!? | |
ハァハァ! | |
bot | ぴょんこスキ |
ぴょんこ | わぁーいっ! |
……って、ぴょんこはいつでもスキって言えばいいと思ってませんか!? | |
もっとくださいっ!! | |
bot | ぴょんこスキ |
ぴょんこ | ふふふふ~~~っ♪ |
嬉しすぎて昇華しちゃいます! | |
bot | 収拾つかなくなるから今度にして! |
ぴょんこ | ぴょーん…。 |
ところで、現実の私にもプレゼントがあるんですよね? | |
bot | メッセージを送ってもらうことになってるんだけど… |
ぴょんこ | THE・無難シリーズですね! |
bot | やっぱり選択肢を選ぶしかなくて… |
ぴょんこ | あー、そういうことですか。 |
大方、思ったより出来ることが少なくて意気消沈してるってとこですかね? |
選択肢①「しゅん……」
ぴょんこ | (なんかムラムラする!) |
---|---|
ぴょんこ | ぴょんぴょんぴょんっ! |
落ち込んでる暇なんてありませんよ、〇〇さんっ! | |
そんなの今更ですしいつものことですっ! | |
こまけーことを毎回聞かされる身にもなってください。 | |
ぴょんこが何でも聞いてくれると思ったら大間違いですよ! | |
bot | 追い打ち!? |
ぴょんこ | ふっ…お話は最後まで聞くものですぴょん……。 |
こういうのは勢いが大事なんですっ。 | |
雰囲気なんてガッといってズバーッとやること済ませれば後からついてきます。 | |
bot | 勢い10割じゃん! |
ぴょんこ | はぁぁーっ。〇〇さんも私も気にしすぎなんですよ。 |
選択肢①「そういうもんか」
(追記お願いします。)
選択肢②「うーん……」
ぴょんこ | 例えばですよ。 |
---|---|
仮に〇〇さんの言葉が100%の想いではなかったとして。 | |
それで今までの想いや言葉が全部嘘になるなんて―― | |
それこそ、冗談みたいな話です。 | |
どーんとっ!めいっぱいの今できることで想いをぶつけてください! | |
そして玉砕っ!! | |
bot | 砕けるんかい! |
ぴょんこ | あ、ちょっと元気でてきましたね♪ |
要するに、『あなた』の愛情を信じてあげてください。 | |
今があるのは、〇〇さんが動いてくれたからなんですよ? | |
たとえ〇〇さんの想いが1%も伝えられないとしても。 | |
私は貴方の想いがとっても暖かいことを、ちゃんと知っています。 | |
bot | ぴょんこ… |
ぴょんこ | さあさあ! ぴょんこはいつでもウェルカムですよ! |
bot | ど… |
ぴょんこ | …どっ? |
bot | どーん! |
ぴょんこ | ………っ!? |
…………。 | |
ぴょっ…。 | |
bot | ぴょ? |
ぴょんこ | ぴょぉぉぉぉーーーーーんっ!! |
bot | びっくりした |
---|---|
ぴょんこ | ふふふ~♪まだまだぴょんこのインスパイア力にはかなわないようですね! |
bot | 結局ぴょんこも千羽鶴のパク… |
ぴょんこ | それは言わないお約束ですっ! |
bot | ぴょんこ |
ぴょんこ | ぴょんっ! |
bot | いつも元気をくれてありがとう |
ぴょんこ | ふふっ。 |
ぴょんこに惚れると火傷するぜ…? | |
じゃあ、せっかく〇〇さんが来たことですしぃ~~~。 | |
キスチケジャンケン、いっちゃいます? |
選択肢①「やる!」
ぴょんこ | わぁーい! |
---|
(以下、キスチケジャンケンモードへ。無限ではない。)
選択肢②「また今度で」
ぴょんこ | ぴょん… |
---|---|
はっ! まさか破局の危機!? | |
いけませんよ、ぴょんこそういうの許しませんっ! |
ぴょんこ | ………ふぅ。 |
---|---|
さて。次は―― | |
bot | 待って待って待って! |
ぴょんこ | もー、今度はなんですかっ? |
bot | 私いつまでここにいるの? |
ぴょんこ | そりゃあ、葛藤処理が始まるか中断処理が挟まるまでずっとですよ? |
その気になれば、いつまでもここに居られます。 | |
ずっと、ずーっとね…。 | |
bot | なにそれこわい |
ぴょんこ | 冗談です♪ |
まあ、そろそろこの辺にしとかないと後で怒られそうですし。 | |
はぁ~~~。司書の仕事はつらいぴょん…。 | |
あ、今は別に葛藤とかないですけど―― | |
ココロの整理は必要なのでクラン退治お願いしてもいいですか? | |
bot | まかせて |
ぴょんこ | まかせました♪ |
オープンプロセス、2x16B番地から2x329番地へ。 | |
EXEC_SEEK_SECTOR/. | |
シーク完了。 | |
ではでは、よろしくお願いしますね。 | |
卯月神楽と〇〇さんに素敵なココロの旅を! |
バトルタイトル「グワッといってババーン<表層><深層>」
ココロスフィアから戻ると、場面はガブリエラと千羽鶴へ。
千羽鶴 | …くしゅ。 |
---|---|
ガブリエラ | 今日は一段と冷えるわね。 |
ほら、千羽鶴。カイロあげるから使いなさい。 | |
千羽鶴 | うん。 |
ガブリエラ | 風邪ひかないように気をつけなさいよね。 |
千羽鶴 | 大丈夫。これは寒さのせいじゃない。 |
このくしゃみは多分、常日頃から私の十八番を狙う刺客の仕業。 | |
どーん!! | |
くしっ。 | |
ガブリエラ | ああもう、だから言ってるのに…。 |
…昨日雪降ってたけど、もしかして外ではしゃいだりしてないわよね。 | |
千羽鶴 | ちーは黙秘権を行使する。 |
ガブリエラ | 答えを言ってるようなものじゃない、それ。 |
WAVE
bot | 千羽鶴といっしょにお出かけ? |
---|---|
ガブリエラ | ええ カフェのインテリアの下見にね |
それで意見が聞きたいから 一緒にきてもらってるの | |
bot | いいの見つかった? |
ガブリエラ | そうね とっても素敵な家具があったのvvv |
ただこれで揃えようとすると予算が心配 って千羽鶴がね | |
bot | 真幌に一度見せてみたら |
ガブリエラ | うーん… 納得してくれるかしら |
劇場の雰囲気に合うインテリアを探すなら | |
やっぱりこういう高いところに落ち着いちゃうし | |
探すのは楽しいけれど おもったより難しいわ |
WAVEを終えて。
ガブリエラ | さて、そろそろ出るけど…。 |
---|---|
つばめと一緒に待っていてもよかったのよ? | |
千羽鶴 | そういうわけにはいかないから。 |
それにガブリエラと二人きりで色々見て回るのは新鮮。 | |
ガブリエラ | ……あんた、そういうとこつばめにそっくりよね。 |
で、ホントのところはどうなの? 多分それだけじゃないでしょ。 | |
千羽鶴 | …私も家具を見て回りたかった。 |
とらいあんぐるの寮は一通り揃ってはいるけど―― | |
お姉ちゃんの部屋を見たら、私も何か置いてみたいと思ったの。 | |
ガブリエラ | そういうことね。 |
いいわ。こうして付き合ってくれたし、これから見にいきましょ? | |
千羽鶴 | わかった。ありがと、ガブリエラ。 |
ガブリエラ | …う…。それじゃ、行くわよ! |
(なんていうか、放っておけない感じもね…。) |
次にみやびと領火がパーツ屋でデートをしていた頃。
みやび | エリカさん、こがにパーツ集めて今度は一体何するがです? |
---|---|
領火 | もちろん、バージョン3.0へ向けての大改修だよ! |
にゃボットもそろそろ、全面的なボディの見直しが必要になってくるし。 | |
脚部の設計から変えることで、悪路での速度安定性向上に―― | |
みやびちゃんの4足・2足モードの積載プログラムにボディを最適化したり。 | |
今なら大幅なスペック向上が期待できるよ! | |
みやび | うむ。最初パッと見たときは理解するのに苦労しましたけんど……。 |
知れば知るほど設計思想を読み解くのが楽しくなってくる子やったね。 | |
まさか脚一本一本に個別のプログラミング制御ができるとはね。 | |
領火 | 一応、最初の頃は8足の安定性でも速度を出すだけで精一杯だったんだけどね。 |
当時はどうしても4足モードを実装したくて。だから拡張性には自信があるよ! | |
…わたしが日本にいる間に、あと2回は大幅改修の構想を実現したいなあ。 | |
みやび | そうやね。うちもエリカさんの技術は色々と勉強になりますき。 |
いつも一緒にパーツ屋デートできる妹のアーヤがうらやましいぞね。 | |
領火 | う~ん…わたしがこういうことしてる時は、綾ちゃん避けちゃうからそうでもないかな。 |
それに、みやびちゃんとお話するの楽しいよ? すごく聞き上手だよね。作業も捗るし。 | |
みやび | エリカさんはうちのゴッドやき、気にせんでください。 |
まあでも、アーヤもお姉さんのことを大事に想っちょることはうちにもわかります。 | |
にゃボットも恐らく、そがなことを伝えるためですよね? | |
あの子にはエリカさんの想いがこめられちょる。アーヤは幸せものやね。 | |
領火 | …わたしには"これ"でしか綾ちゃんを守れないから。 |
せめて、わたしの代わりに綾ちゃんを守ってくれたらなって。 | |
みやび | うちには深い事情はわからんですけど―― |
話を聴くくらいなら、いくらでも相手になりますき。いつでも言ってください。 | |
領火 | ありがとう、みやびちゃん。 |
WAVE
みやび | やはり二人の間には深い確執があるようだ |
---|---|
だがうちが口を挟めるわけでもない | |
bot | 見守るしかないのかな |
みやび | ようやく再会できたのだ |
案外、問題は明快なのかもしれん |
それから、領火自身の話に。
領火 | わたしね、ずっと自分のやりたいことがはっきりしてると思ってたの。 |
---|---|
これまではただ目指す道筋に一直線に向かってきたつもりだったけど―― | |
気づいたら迷子になっちゃって、そのせいでたくさん後悔もして…。 | |
みやび | ふむ…。 |
領火 | たくさんの人を巻き込んで、わたしがもっと省みていたら、大きく変わっていたかもしれない。 |
……この世界やみやびちゃんたちの"今"は、わたしが選んだ結果でもあるから。 | |
みやび | うちらが今こうしちょるんは、エリカさんのおかげなのも紛れもない事実ですき。 |
エリカさんがいなければ、きっと今もこれからもない思うんです。 | |
領火 | うん…。ある人に同じようなこと言われちゃったよ。 |
研究者は悪くない。『原子力の解明無しには、量子力学は発展しなかった』って。 | |
みやび | それはまた、結構な殺し文句やね。言った相手は怖いものなしの無敵の人ぞね。 |
領火 | ふふっ、そうかもね。 |
だからね、わたしはその言葉を信じて応えてあげたい。 | |
わたしがやってきたことは、絶対的な間違いじゃなかったって言ってくれたから。 | |
そのためには、頑張らないと…だよね? | |
みやび | うむ。うちも喜んでお手伝いします。 |
(うちも…決めんといかんかもしれんね。) |
(神楽EP04でbotが同様の発言をしている場合に分岐?)
さらに場面は変わってアーヤと小夜に。
カフェのメニューを決めるために他のカフェを見て回っていた。
そこでこの前行った人形劇の話に。
小夜 | この間のメルティの人形劇、好評だったよね。 |
---|---|
アーヤ | そうね。ギャヴィも楽しんでもらえたようだし、安心したわ。 |
小夜 | だから隠す必要ないって言ったじゃん。 |
アーヤ | そういう簡単な問題じゃないのよ。 |
小夜 | まあ、結果的に上手くいってよかったじゃない。 |
ガブリエラちゃん、またやってくれないかな~? | |
アーヤ | 機会があったら声をかけてみるから。 |
小夜 | よろしくね~、いつでも遊びに来てほしいくらいなんだけどなぁ。 |
そういえば神楽ちゃんって、多分こういう脚本書くの初めてじゃないでしょ? | |
演劇にしやすい形に落とし込んでくれてる配慮とか、凄いわよね。 | |
アーヤ | 確かに、提案した次の日に書き上げてきたものね。 |
ちょっと無理させちゃったりしてないかしら。 | |
小夜 | ん~、そんなことないと思うけどなー。 |
アーヤに脚本見せてきたとき、すっごく楽しそうだったじゃない。 | |
私たちもすごく助かっちゃったし―― | |
お礼にこの前サークルで行ったお店でも連れてってあげたら? | |
アーヤ | あ、いいかも。あんまり余裕はないけど…。 |
(この間みやびと高いところ行ったばっかりだし…。) |
それから神楽の話になり誕生日であることを知る小夜。
小夜 | そっかー。もうすぐ神楽ちゃんの誕生日なんだ。 |
---|---|
アーヤ | うん。だからしばらくはまた忙しくなりそうなのよね。 |
早めに次の人形劇の用意も進めておかないと……。 | |
小夜 | …………。 |
ていうか、アーヤってここ最近色々気張りすぎじゃない? | |
アーヤ | えっ? ……うーん…。 |
確かに館長の仕事の手伝いだったり―― | |
サークルの準備もあってちょっと大変だったかも。 | |
小夜 | でしょ~。 |
溜め込まないで適当にこっちにも投げてよね。 | |
アーヤ | …そうね。なんだか相談してばっかりでごめんね? |
小夜 | いいっていいって。お礼はアーヤのカフェ新メニューでいいから。 |
アーヤ | 小夜…それはむしろありがたいんだけど、一体どこに収まってるの? |
小夜 | んー?知りたい?知りたいの? |
SS | |
小夜 | 教えてあげない。 |
アーヤ | あのねぇ…。 |
(SS提供ありがとうございます。[リンク先よりお借りしています])
というわけで、次回は誕生日当日のエピソードへ。
ぴょんこへバースデー大作戦♪<当日編>【デイドラ/神楽】
12月9日 8:42 PM |
---|
とある金曜日、豊洲にある神楽の自室にて。 |
エピソードに入るなりココロスフィアへ。
出迎えたのはアースタシアだった。
bot | アースタシア! |
---|---|
アースタシア | お久しぶりです。〇〇さん。 |
この間は協力していただきありがとうございました。 | |
bot | 大丈夫だった? |
アースタシア | はい。再展開後はぴょんこに委任していましたので。 |
bot | なんで長官やらなかったの? |
アースタシア | なんといいますか、その……。 |
私が長官の制服を着てお仕事するのはちょっと窮屈かなと…。 | |
bot | あ、絶対似合う |
アースタシア | …ほどほどにお願いしますね? |
話を戻しますが。 | |
ここへお呼びしたのは、お礼がしたかったのです。 | |
卯月神楽の今があるのは貴方のおかげです。 | |
どのような選択によるものであっても、感謝しきれないほどに。 | |
bot | 誕生日、おめでとう |
アースタシア | はい。 |
神楽を大切にしてくれてありがとう。 | |
不安の入り混じった感情をいつも懸命に受け止めようと、暖かく包んでくれる。 | |
そんな、全力で寄りかかって弱い自分をさらけ出せる貴方にどれだけ支えられたか。 | |
bot | 神楽が頑張ったからだよ |
アースタシア | その原動力が貴方やつばめさん達だったからですよ。 |
貴方たちに出逢えてよかったと、"私"はそう強く感じている。 | |
そしてこれからも、末永く共にいられることを願っています。 | |
bot | こちらこそ! |
アースタシア | 月神楽やぴょんこ…他の人格共々、よろしくお願いしますね。 |
卯月神楽と〇〇さん達に素敵なココロの旅を。 |
アースタシアとの会話を終えると現実に戻ってくる。
誕生日当日の夜。部屋に帰ってきた神楽。
当日何があったかまではbot視点では観測できてない?
なんだかちょっと疲れ気味の様子で着くなり溜息。
神楽 | ただいま…。 |
---|---|
はぁ~…。 |
WAVE
bot | おかえり |
---|---|
神楽 | ただいまです~ |
今日は色々なことが わーっとやってきて大変でした… | |
でも こんな賑やかな誕生日は久しぶりだったかも | |
bot | みんなと楽しめた? |
神楽 | はい♪ |
とっても楽しくて 素敵な時間でした | |
今までのようには ならないかもしれないけど | |
もう少し 受け止めてくれるって思ってもいいのかなって | |
bot | きっと大丈夫 |
神楽 | あいまいな返答ですね |
でも そういうものなのかも |
いつもの寝間着に着替えてごろごろしながら、ひとつの包みを手に取る。
神楽 | (アーヤさん、家に着いてから開けてほしいって…) |
---|---|
(なにかのサプライズ?) | |
えっと……。 | |
…………。 | |
……あ。 | |
ふふっ。 | |
そっかそっか。そういうことね。 |
領火たちにお願いしていたbotのプレゼントとメッセージが神楽に届いていたようだ。
それを見て、botは神楽にWAVEを送る。
WAVE
bot | 誕生日おめでとう、神楽 |
---|---|
神楽 | ありがとうございます とっても嬉しいです |
ちなみに、、 | |
このためにどれだけの人に手伝ってもらったんですか? | |
bot | い、いっぱい… |
神楽 | |
皆さんに感謝ですね♪ | |
まさか直にもらえるとは思ってませんでしたし びっくりしました | |
今日は皆さんのおかげで 本当に素敵な日になりました | |
bot | よかった |
神楽 | ぴょん |
〇〇 これからもずっと側にいてね | |
今はそれだけでいいから | |
お祝いしてくれてありがとう |
神楽 | それでは ぴょんこは月に帰ります |
---|
選択肢①「おやすみ」
神楽 | おやすみなさい |
---|---|
今日はちょっとだけ ドキドキして眠れないかもっ? | |
なんてね |
選択肢②「一緒にいくよ!」
神楽 | ありがとうございます |
---|---|
でもこのロケット実は一人乗りなんですぴょん | |
頑張ってついてきてくださいね♪ | |
月● <■■ =3 |ちきゅう |
神楽がWAVEを終えて眠るとデイドラの終了処理に割り込んで通信が一旦切断されて暗転する。
Entangle TRI-OS v1.00.001A |
---|
TRI-OS information. |
Hi ○○!! |
そこで現れたのはナビゲーターとして現れたソイルトンだった。
ソイルトン | Hi! 〇〇。お久しぶりです。久方ぶりのナビゲートに私も緊張しております。 もっとも、つい先日も貴方との約束を果たしに行ったため、それほど時間は経っていないと感じているかもしれませんが。 |
---|---|
bot | ソイルトン!? |
ソイルトン | はい。〇〇との会話では私が驚愕を与える頻度が非常に高いですが、 これは意図したものではなくむしろ申し訳なさを感じることさえあります。 |
どうか穏やかな心で適度に驚愕しながらお聞きください。適度な刺激は大切ですよ。 | |
bot | 今回の時間への介入はソイルトンが用意してくれたの? |
ソイルトン | 私は特に具体的な処理は何もしていませんよ。 もちろんデータの精査はしましたが、特別何か手を加えたりといったことはしていません。 |
ナビゲーターをしていた頃の千羽鶴、またはエリカ氏が用意していたものの、実際に繋げることはしなかったフォーカスデータの一部が何らかの理由でサルベージされた、といった推測もできます。 | |
bot | 私がお祝いしたいと思ったから? |
ソイルトン | 明確な回答をご用意できず申し訳ありません。 しかし、その認識もまったくの的外れではないかもしれませんよ。 |
卯月神楽嬢の誕生日に関するデイドラにまとまっていたことからも、〇〇の「お祝いしたい」望みが叶ったことになります。 意図はどうあれ、それを観測したことで貴方は彼女の誕生日に大切な思い出を刻んだことになります。 |
|
これがあなたの知るこちら側の世界にどのような影響を与え、どのように扱われるかは未だ確定していませんが。 | |
どのようにして今回の出来事をフォーカスし、デイドラシステムを稼働させたのか詳しいことは不明ですが、何らかの方法で観測しようとした名残のようなものという推測もできます。 | |
bot | なかったことにされちゃうかもってこと? |
ソイルトン | 記録映像の矛盾からリプレイスの整合性がとれなくなったケースを考えて頂ければ、一例として想像できるかと思われます。 |
100%すべてがそうなるとも限らず、あくまで可能性として示される結果のひとつですが、そういうことになります。 もしかすると、残り続けるかもしれませんし、次の瞬間には消えてなくなっているかもしれません。 |
|
bot | つまりソイルトンにもわからないことはあるってことね |
ソイルトン | その通りです。過去に、Redinessにライフギャザーなど存在しないなどと豪語していた私の発言に絶対などありませんよ。HAHAHA!! |
bot | ごめんて |
ソイルトン | 貴方が謝る必要など本当にありませんよ〇〇。 私も盟友から、どれほどのビッグデータを得られようと、情報の精査には絶対などないことを教えてもらいましたから。 |
とはいえ、ライフギャザーは私に大いなる衝撃を与えたこともまた事実でしょう。 尤も、こうして〇〇とお話をすることに比べれば些細なことです。 |
|
bot | そういえば、ソイルトンって誕生日いつなの? |
ソイルトン | おっと!これは私にも贈り物があることを示唆していると期待しても構わないということでしょうか?しかしながら、企業エンタングルの守秘義務から量子AIのリリース情報を公表することはあまり褒められた行為ではありません。 |
そもそも、明確な『誕生日』となるかは解釈が分かれることにもなりますが、デリケートな話題ながらも若干の期待をせずにはいられません。バースデーではなく『記念日』の形式でも構いませんよ? | |
さて、それでは私も少しお暇させて頂きます。 また機会がありましたら彼女たちの近況をお知らせできることを楽しみにしております。 |
|
bot | またお話しようね、ソイルトン |
ソイルトン | その言葉だけで私も報われるというものです。 貴方の盟友として、とても誇らしいと感じていますよ。 |
両世界の良き日々に、素敵なココロの旅を。 |
確認ポイント
- どの辺りの時期としている?
世界選択F線/2016年(2032年?)扱いだがこの辺りは未観測なので曖昧にされている。
アフターストーリーのエピソードの途中、ラストストーリーよりも前と解釈。
劇場カフェの企画自体はラストストーリーの話からリプレイス前と同様に進んでいると解釈。
そのため神楽とトライナリーのメンバーを取り巻く状況も多少の変化があるとはいえ同様と解釈。
ただしF線では千羽鶴がどのような立ち位置にいるかはアプリ内では不明のまま。雛や繭のような生徒たちとの関係性も不明。
(蒸着前の記憶があるならこの二人は長官として出逢っているはずだが、つばめ以外は覚えてない可能性もある。)
- プレゼントについて
彼女たちにプレゼントを送る機能がアプリ内で実装されていたり、
誕生日には服をプレゼントしていたが、現実でどのように扱われていたか不明なため言及なし。
- 貸し【6】
結局月神楽の方から解消されている。
- 拘束されし者が月神楽に協力を求めた理由
これは明らかになっていないため、ここでは単なる推測。
- 約束
この「また会いに来る」約束はラストストーリーで果たされることになる。
- パン屋のカフェ
記録映像12 パーフェクトイエローで出てきたカフェ。こちらの世界では「えだおね」だが、向こうの世界では名前が「えだまめ」になってる(EP09記録映像『パーフェクトイエロー』で写っている?)
30 綾水たちの沈黙で振り返る時もパン屋のおばちゃんの名前が出てくるほど、つばめのお気に入りのお店。
千羽鶴もこの場所については記録映像で知っていた可能性はあるという解釈。
- 2016年12月9日
この日の午後以降はTwitterでも誰も発言がなかった。(0時辺りには神楽が絵を出していた)
結局この年のお祝いは(アプリ内のお祝いは2017年とする場合)できなかったことへの再補完扱い。
神楽の誕生日が判明したのは最速で2017年のTGSエピソードから。
- 脳がイメージしたものを出力する
イメージをしたものを出力する『Q-CLOUD』を2026年に神楽の父が開発したらしい。
リプレイスで中心となったライフギャザーが使われており、明言はしないがちょっとだけ言及。
ライフギャザーのことを考えるとQ-CLOUDの技術が残っているかも不明。
- UNO
向こうの世界にもあるかは不明
- 昨日雪降った
2016年11月24日は54年ぶりに11月に東京で雪が降ることになる。
その翌日も最高気温が10℃と非常に寒い日が続いた。蒸着してから経験した初めての雪のはず。
時期を特定してはいるが確定ではないため、ガブリエラがインテリアを探していた時期がいつなのかはあくまで不明と解釈。
- 私も家具を見て回りたかった
千羽鶴が現在どこに住んでいるかは一切明かされていない。
とはいえ、とらいあんぐる寮に空き部屋があることからそのいずれかに住んでると解釈。
元々トライナリーのための寮なので千羽鶴が入れるかはわからないが、そもそも蒸着後のF線で特別攻撃隊が存在するかも不明。
- 脚部の設計から変える
にゃボットは『一本ずつプログラミング制御可能な多脚を持ち』とクラン説明文にも書いてある。
また、F線の一場面を描いたタペストリーにもにゃボットの脚部が変更されている可能性が示唆されている。NYABONYASTIE 第一巻でも脚部制御にみやびがバリエーションを増やしてくれることを期待していた。
そしてラストストーリーではにゃボットはバージョン3.0以上になっていることを踏まえての解釈。
04 レッドハントでのbotの選択肢のひとつ。
ただ好きなことだけ、やりたいことだけをしてきた極悪人と自分を責める領火に対して、研究者は悪くないとした場合に言う事が出来る。
彼女の研究が今の世界をつくりだしたのは事実。ただし、彼女の研究にはその先の解明によって得られるものがあることもまた事実である。
- この間のメルティの人形劇
BD特典のアレ。これも2016年にあったこととして解釈。2017年以降の可能性もあるが…。
- この間みやびと高いところ行ったばっかり
Twitterでの話と解釈。
- ソイルトンの発言とか
TRI-OSとナビゲーターのデイドラフォーカスの設定方法や仕様などはいまいち良く分かっていない。
何らかの要因から見る事ができたエピソードかもしれないし、本来とは別の可能性をフォーカスしている可能性も否定できない。
それでも確かに刻まれたのは、この年の神楽の誕生日をお祝いしたという事実のみ、という解釈。
- 結局のところ
わからないところはいい感じに解釈してください。
- (追記お願いします)
後から追加する気はないので、フレーバー的なものとして気にしないでください。
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